先日、高齢者施設でお看取りだった方がご逝去されました、そのお方はスマイルケアのフルサポートプランをご利用されていましたので、夜中でしたが弊社に連絡が入りご家族様と搬送業者に連絡をして施設にすぐに向かいました。
施設では、主治医による死亡診断がすでに行われており、すぐにご遺体と対面することが出来ました。
まずは訪問看護の方と協力して、ご遺体の清拭、エンバーミング(化粧)、いわゆる旅立ちの格好をして頂きます。この時に着ていただく衣装は、お看取りのお方でしたら本人様やご家族様と予め決めておき、思い出の服やバリバリ働いていた頃のスーツなど色々な想いで決められます。これらはご逝去から硬直が始まる2~3時間の間に行わなくてはなりません。
搬送する準備が出来たらご遺体は安置所に向かいますが、「死亡診断書」はすぐに役所に届けに行きます。役所で「死亡診断書」が受理されると「火葬・埋葬許可証」がおります。日本の法律ではご逝去後24時間以内に火葬をしてはいけない法律がありますし、またこの「火葬・埋葬許可証」が無いと火葬が行えません。
この間に、葬儀屋さん、残置物撤去と火葬場に来ていただくお坊さんの手配も済ませておきます。
翌日は安置所で納棺し、出棺の後、火葬場にて火葬が行われます。火葬する前に昨日手配したお坊さんに灰葬勤行が行われ、その間は火葬場で待機になります。火葬が終わったら収骨して、お坊さんに納骨供養をして頂きます。
その後は手続きです。役所にて、介護保険・国民保険・負担割合証・敬老パスの解約手続き。年金事務所にて年金の解約手続き。警察署にて運転免許証の返還手続き。それぞれの契約会社で携帯電話、クレジットカードの解約手続きなど。
ご逝去から死亡事務全般が終わるまでだいたい50時間かかりました。この50時間はその方の今までの人生と向き合える最後の50時間です。私どもはこの50時間という時間をその人のこれまでの人生を噛みしめながら粛々と作業を進めてまいります。エンディングをサポートするとてもやりがいのある仕事です。
スマイルケア名古屋はその人の最後の旅立ちを最後の最後までしっかりと面倒を見させていただきます。スマイルケアのフルサポートプラン、詳しくはスマイルケア名古屋までお問い合わせください。